4月予定葉書

4月会津太極拳同好会例会案内
[胴体力を伝える]腕の動きをなめらかにし、パワフルに
するのは肩甲骨を中心とする背中の動きだけではない。
胸側の動きも同じように重要なのだ。そこで、胸もこん
なに動くという実例を示そう。私も師事した大東流合気
柔術・六方会の岡本正剛師範は、まったく腕、手を使わ
ず胸の動きだけで相手のバランスを崩してしまう。腕、手
を使う技も見事なのだが、一般の人が見ていて不思議な
のは、胴体のみを使った崩し技だろう。大東流柔術は会
津藩の武田惣角がまとめあげた武術で合気道の源流とな
った。岡本師範の胸の動きは基本的に円を描く物が多い
。例えば、胸ぐらを掴まれた状態で肋骨と鎖骨を巧みに
動かすことで、相手はその場に沈んでしまう。このとき
、胸のせり出しは見事で、肋骨かぜぐっと膨らむ感じが
する。胸の動きだけで、道着の合わせ目が横に開いてし
まうほどだ。この動きはカ―ル・ルイスの走りに見た、
丸める・反るの動きだが、岡本師範はもっと小さな動き
で大きな力をあげてしまう。また、ルイスなどが徐々に
胸の動きを大きくしていくのに対して、岡本師範は普通
に立った状態から予備動作無しで、いきなり胸をせり出
す。すると、つかんでいた手が、手ではなく、胸で抑え
られた状態になり、そこに、胴体力が全部伝わる。掴ん
でいる側はとても抵抗できるものではない。これを見る
胴体力の大きさ、衰えのなさが実感できる。

時間 担当者 1週 2週 3週 4週 5週
7PM 歌川/大堀 2 9 16 23 休館
6PM 自主練 5 12 19 26 /
7PM ボディポテンシャ 4 / / 25 /

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